そよかぜ 令和6年9月号
通巻190号
詩曲(うた)の展望台
〜 詞の「起承転結」と曲の「ABC」の関係〜
高須はじめ
昨今、歌謡曲もポップスも、歌われている言葉やメロディーが、売るためのレコード制作のためか、同系色の歌が多くなっている。特に詞の「言葉」が慣れ親しんだ言葉の使い回しになっているような気がする。
かつては、歌は聴く為のものだった時代から、カラオケの出現により唄う時代になっていった。
当然のことながら、歌創りも大衆に支持されるためには、同じ目線の言葉で語りかけることが大切です。
つまり、詞でも曲でも、あれもこれもと材料をふんだんに入れ込んで、これでもかと言わんばかりの歌は、結局は、何がポイントなのか、何を訴えたいのか、まとまりの無い作品になることが多いのです。
歌は、つきつめると、いかにシンプルに覚えやすく唄いたくなる歌詞やメロディーに徹するかが、大切だと思います。
要するに、作品創りには構成力がものを言うわけです。それは、詞で言えば「起承転結」です。
曲創りで言えば「Aメロ・Aメロ2・Bメロ・Cメロ」です。具体的には、詞の「起」は(A)メロです。「承」は(A2)のメロディーでまとめる。この(A)と(A2)は、親子の関係のようなものです。(A)を生かすも殺すも(A2)とのメロディーのバランス次第です。
そして、「転」は(B)メロです。つまり、詞の物語が転回していますので、メロディーも変化させ、徐々にサビに移行するところです。この部分が曲作りの醍醐味であるわけです。
更に、「結」は(C)のメロディーで、全体をまとめ収めるところです。聴く人の心に余韻を与える作品にすることが大切です。
歌は特別によそ行きな言葉やメロディーではなくていいのです。
同じ価値観を人々に伝達することが出来れば最高です。
作詞と作曲の同人誌「そよかぜ」
通巻 190号
全国詩曲音楽連盟
同人誌「そよかぜ」入会案内
目 次
1)この恋を… (たからだ ひろし)
1)心ひとつで (ふじわら 弘志)
2)見返り岬 塩屋﨑 (ながい さつき)
2)うさぎと泣く島 (伊和 まこと)
3)吉野千本さくら (箕山 しげる)
3)秋鮭ロマン (大野 ひろし)
4)なさけ側雫 (酒井 国雄)
4)まよい舟 (中原 捷)
5)情 け 川 (梵 天 丸)
5)俺 の 炎 (高丘 よしと)
6)傘 の 中 (とやま ひさこ)
6)根無し草 (九 六八)
7)カラスの街 (津々浦 かおる)
7)姫路城~播州皿屋敷~(かが まさし)
8)冬 の 蝶 (松岡 徳峰)
8)折鶴の願い (高城 のぼる)
9)令和嘆き節 (石田 雪嶺)
9)終着駅から (桑原 ほうめい)
10)男 酒 (村上 周司)
10)京の一人旅 (城島 海)
11)紅 灯 鳥 (風 人)
11)みれん宿 (野村 美土里)
12)こころ唄 (高向 かほる)
12)人生 宝あり (三浦 正行)
13)九 輪 草 (美 知 子)
13)国後島よ (近藤 ますこ)
14)ふたり橋 (高野 博美)
14) ありがとう マハラ (恵 羅)
15) 男 坂 (松本 千代)
15) 夢の残照 (三岬 みこ)
16) 一枚だけの往復切符(九 六八)
16) 夜更けの慕情 (津々浦 かおる)
17) 野良猫ブルース (松岡 徳峰)
17) 背割の堤 (風 人)
18) 雨 宿 り (高城 のぼる)
18) 北海の舵取り歌 (かが まさし)
19) おやさいだいすき(石田 雪嶺)
19) 黒部の碑 (桑原 ほうめい)
20) 男の人生 (翼 翔子)
20) 女 休みます (高向 かほる)
21) お祭り仁義 (野村 美土里)
21) 風の盆エレジー (神崎 陽一)
22) 将 棋 道 (鈴木 こういち)
22) 春夏秋冬乗り越えて(ふじわら 弘志)
23) 日暮れ里巡情 (三浦 正行)
23) 忘れたい (高丘 よしと)
24) どんぶらこ人生(大野 ひろし)
24) 大阪みれん (ながい さつき)
25) 紅 葉 川 (中原 捷)
25) ラ・ラ・ラ・ラーメン(伊和 まこと)
26) 日本お祭り小唄 (神崎 陽一)
26) 余所見癖 (たからだ ひろし)
27) 君は広島の人 (酒井 国雄)
27) 晩秋の旅路 (梵 天 丸)
28) 故郷の夏 (美 知 子)
28) 道なかば (恵 羅)
29) 七色花火 (高野 博美)
29) 雨 の 縁 (松本 千代)
30) おんな花 (南陽 町子)
30) 恋の一人旅 (わたなべ さちこ)
31)浮雲どうし (高須 はじめ)
【作曲ニュース 】
189号
いつか必ずhappy ending
作詞:近藤 ますこ
作曲:雨海 実
189号
そよ風は恋人
作詞:野村 美土里
作曲:かが まさし
189号
横須賀しのび逢い
作詞:城島 海
作曲:かが まさし
189号
恋の郷 霧島
作詞:九 六八
作曲:永井 弘海
189号
美濃情歌
作詞:神崎 陽一
作曲:相原 正義
189号
夜の蝶
作詞:野村 美土里
作曲:相原 正義
189号
船待ち酒場
作詞:ながい さつき
作曲:信 礼明
189号
男鹿のおばこ
作詞:城島 海
作曲:信 礼明
189号
小さな幸せあなたとふたり
作詞:松岡 徳峰
作曲:信 礼明
189号
人生の応援歌
作詞:松岡 徳峰
作曲:信 礼明
189号
あなたひとりと知りました
作詞:とやま ひさこ
作曲:玉田 剛士
189号
さすらい
作詞:神崎 陽一
作曲:玉田 剛士
189号
惚れ直し
作詞:三浦 正行
作曲:三浦 正行
189号
わすれ酒
作詞:高須 はじめ
作曲:髙 幸吉
189号
愛は気まぐれ
作詞:南陽 町子
作曲:髙 幸吉
189号
愛は気まぐれ
作詞:南陽 町子
作曲:おい 登起男
188号
花街の恋
作詞:高野 博美
作曲:かが まさし
189号
美濃情歌
作詞:神崎 陽一
作曲:かが まさし
189号
ふるさと情歌
作詞:大野 ひろし
作曲:信 礼明
189号
桜前線ひとり旅
作詞:松本 千代
作曲:信 礼明
189号
高山そだち
作詞:たから だひろし
作曲:信 礼明
189号
そよ風は恋人
作詞:野村 美土里
作曲:信 礼明
189号
アダムとイブの雪
作詞:箕山 しげる
作曲:No Bu
189号
あなたへの路
作詞:箕山 しげる
作曲:No Bu
187号
若葉雨
作詞:高野 博美
作曲:No Bu
188号
オホーツク
作詞:高野 博美
作曲:No Bu
189号
美濃情歌
作詞:神崎 陽一
作曲:No Bu
187号
人生歌と共に
作詞:高城 のぼる
作曲:No Bu
188号
二人のかたち
作詞:三岬 みこ
作曲:No Bu
189号
わすれ酒
作詞:高須 はじめ
作曲:No Bu
189号
浜育ち
作詞:鈴木 こういち
作曲:No Bu
189号
御縁さま
作詞:林 茂代
作曲:No Bu
186号
恋の花
作詞:高丘 よしと
作曲:No Bu
189号
人生の応援歌
作詞:松岡 徳峰
作曲:No Bu
189号
月下の花
作詞:ながい さつき
作曲:No Bu
187号
吉野川紀行
作詞:たからだ ひろし
作曲:No Bu
189号
あなたへの道
作詞:箕山 しげる
作曲:信 礼明
189号
美濃情歌
作詞:神崎 陽一
作曲:信 礼明
189号
初恋だから
作詞:酒井 国雄
作曲:信 礼明
189号
別れ時
作詞:高向 かほる
作曲:信 礼明
189号
恋女房
作詞:高城 のぼる
作曲:相原 正義
189号
夢で会えたなら
作詞:美知子
作曲:相原 正義
186号
恋の郷 霧島
作詞:九 六八
作曲:永井 弘海
189号
千姫音頭
作詞:かが まさし
作曲:永井 弘海
188号
あなたはいない
作詞:高城 のぼる
作曲:藤 ゆう
188号
夢くれない
作詞:野村 美土里
作曲:藤 ゆう
189号
愛の百海里
作詞:九 六八
作曲:小松田 鉄男
183号
待ち人酒場
作詞:津々浦 かおる
作曲:小松田 鉄男
189号
夜の蝶
作詞:野村 美土里
作曲:小松田 鉄男
183号
紅ひといろに
作詞:高城 のぼる
作曲:小松田 鉄男
189号
あなたひとりと知りました
作詞:とやま ひさこ
作曲:髙 幸吉
189号
桜前線ひとり旅
作詞:松本 千代
作曲:髙 幸吉
189号
横須賀しのび逢い
作詞:城島 海
作曲:髙 幸吉
177号
なごり雪
作詞:大野 ひろし
作曲:かが まさし
189号
あなたひとりと知りました
作詞:とやま ひさこ
作曲:橋本 博行
189号
夜の蝶
作詞:野村 美土里
作曲:橋本 博行
189号
美濃情歌
作詞:神崎 陽一
作曲:橋本 博行
189号
カゲロウの海
作詞:伊和まこと
作曲:橋本 博行
189号
鉛の指輪
作詞:中原 捷
作曲:相原 正義
189号
船待ち酒場
作詞:ながいさつき
作曲:永井 弘海
188号
花言葉
作詞:高城 のぼる
作曲:おい 登起男
189号
曼珠沙華
作詞:たからだ ひろし
作曲:信 礼明
189号
わすれ酒
作詞:高須 はじめ
作曲:信 礼明
189号
浜育ち
作詞:鈴木 こういち
作曲:信 礼明
189号
カゲロウの街
作詞:伊和 まこと
作曲:信 礼明
189号
春なずな
作詞:松本 千代
作曲:小松田 鉄男
189号
あなたひとりと知りました
作詞:とやま ひさこ
作曲:信 礼明
189号
春なずな
作詞:松本 千代
作曲:信 礼明
189号
夜の蝶
作詞:野村 美土里
作曲:信 礼明
189号
恋女房
作詞:高城 のぼる
作曲:信 礼明
189号
春は・・・
作詞:恵 羅
作曲:段 匠
189号
夢で会えたなら
作詞:美 知 子
作曲:段 匠